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メンバーインタビュー:「CMC開発だけでなく、全体を俯瞰できるキャリアを目指したい」CMC開発部:松浦大智

こんにちは。株式会社ARCALIS(アルカリス)です。

私たちARCALISの会社の雰囲気や業務の内容をより詳しく知ってもらうためのメンバーインタビュー。第7回となる今回は、ARCALISのCMC開発部メンバー・松浦大智さんに話を聞きました。

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Q1. 今までの経歴について教えてください。

大学では生命科学を専攻しており、大学院では脳の中のタンパク質に関する研究をしていました。

もともと「これを研究したい」という強い動機があったわけではなく、自分の強みが生かせそうな分野を選んだのですが、やっているうちに「なんとなく知っているけど、よく考えると原因がわからない」という現象の解明に面白さを感じるようになりました。

たとえば……いわゆる「知恵熱」と呼ばれる、ストレスで熱が出る現象について、脳内の特定のタンパク質が関わっていることが最近わかってきているんですね。

そうした研究をしていた流れで、卒業後は製薬会社の子会社に入社し、品質管理部門で4~5年ほど商用医薬品の品質管理を担当していました。

現場からあがってくる分析結果を報告書にまとめたり、自分たちのやりたいことを進めていくために、どんなデータを集めるべきかという計画や方針をたてる仕事をしていました。

Q2. ARCALISに入社を決めた理由はなんですか?

今後のキャリアを考えて、もっと開発や研究よりの仕事をしたいなと思うようになったのですが、前職ではそういうポジションがありませんでした。

そのため転職活動をはじめたところ、エージェントから「CMC開発のポジションならこういう会社があるよ」と紹介されたのがARCALISです。

ただ、実はもう一社からも内定を頂いていて、どちらに入社するかは最後まで悩んでいました。

mRNA医薬品という未開拓の分野を扱うARCALISへの興味はあったのですが、スタートアップへ就職した経験がなく、なかなか一歩踏み出そうと決断できなくて…。

そんなとき、ARCALISのCOOの河野さんから「オファー面談をさせてほしい」という依頼が届いたんです。内定後にも積極的に声をかけて頂けたことに心が動き、またオファー面談で改めて事業内容に面白さを感じたこともあって、ARCALISへの入社を決めました。

面談の際に河野さんから言われた「自分の人生だから後悔のない道を選んで欲しい」という言葉は強く印象に残っています。なんとなく気恥ずかしいので言うつもりはなかったのですが…(笑)

Q3. 実際にCMC開発の仕事に触れてどうですか?

まだOJTが終わって業務に参加したばかりですが、前職の経験が活かせるなと思った側面と、逆に足りないなと思っている側面を感じています。

たとえば、前職ではGMP(医薬品適正製造基準)というレギュレーションに沿って運用を行っていましたが、この部分はARCALISの業務と共通する部分が多く、経験が活かせそうだと感じています。

SOPの作成や文書管理のフローも前職と共通点が多いので、ストレスなく業務に入っていけると思いました。

逆に足りないなと思っている部分は、分析法の知識や技術ですね。

前職ではすでに分析されたデータをもとに仕事をしていたので、分析で使う機器がどういう原理で動いているのかという知識や、ある手順でうまく行かなかった場合に次にどうすべきかという経験がほとんどない状態です。

ここは早く追いつけるよう、OJTの方に質問をしたり、自分でキャッチアップしたりしています。

Q4. 社内の雰囲気はどのような印象ですか?

業務上のコミュニケーションという点では、開発部全体や、チーム単位での定例会議など、情報共有を密に行っているなという印象です。

いくつか参加していますが、こんなこと考えてるんだ、とか、こんなことが今必要なんだ、ということがわかって面白いですね。立場を問わずフラットに発言できる空気なので、いつか自分も発言できるようになれたらと思っています。

社内全体の雰囲気でいうと「自分のペースで確実に業務をこなす」という印象です。先輩方を見ていても、忙しく働きまわっているというよりは、期限を守りつつ着実にタスクを進めている方が多いように思います。

インフラ面でも業務に必要なものが最初から揃っていて、入社時に放置されたり、いろいろなものが不足して仕事が進められない……といったことがなく、安心しました。「スタートアップだから」と不便を覚悟していたのですが、いい意味でギャップがありました。

Q5.休日の過ごし方を教えてください。

一週間分のお弁当づくりをしてまして、土日はずっと料理をしています。節約のためにはじめた自炊ですが、気付いたら休日が全部それで潰れちゃってます……。

お昼ご飯

最近の自信作はエビチリです。冷凍を使わず、生えびを剥くところからはじめたら思った以上に美味しくなりました。今は自宅でそばを打ってみたいなと思っており、麺棒を買おうかどうか迷っています。

あとは子供のころからずっとピアノをやっているので、たまに今でも電子ピアノを弾いています。大学のころは合唱団の伴奏などもやっていました。

Q6.最後に、これからARCALISでどんなキャリアを歩んでいきたいかを教えてください!

直近の大きな目標は、福島県南相馬市の製剤製造施設が2026年にしっかり稼働するところをこの目で見ることです。

あとは、今後mRNA医薬品がどんどん実用化されていくだろうことを踏まえて、mRNAの知識だけでなく、ラボスケールでの話や工場生産の話まで、全体を俯瞰しながら戦略を考えていけるポジションとなれるよう、キャリアを積んでいけたらと思っています。

立上げ期にこうしてジョインすることができ、またARCALISには様々なキャリアの選択肢も用意されているので、自分のポジションの知識だけにとらわれず、経営においてどういうことが重要なのかとか、リスクをどうとらえるべきかとか、そういう観点もどんどん学んでいきたいですね!

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